・2021年10月6日:新しい首相も色々な点でガッカリだ…
(岸田首相、自民党、新内閣、政権公約、国家展望、支持率、バラマキ政治、ポピュリズム、大衆迎合)
※ニュースサイトです
●非常に残念な選択でした・・・
岸田氏については、以前の記事で「自民党を健全化すると言いながら、さっさと安倍氏忖度発言をしてアテにならない」と書いたが、まさに内閣&党人事を見ると予想通りのガッカリ具合だった。
まず、選挙で味方してくれた麻生派偏重の人事で、麻生氏を副総裁にしたり甘利氏を幹事長にしたり、安倍・菅の悪い空気が全く変わっていない。「人の話を聞く」というが、聞くべき国民の声を聞かずに自分の保身に貢献して貰えそうな権力者の声だけを聞いているようでは本当に期待ハズレもイイところだ。「自民党を改革する」などと、威勢のイイことだけ口走っておいて、こんな体たらくだから支持率も高くならないのだろう。個人的には、メディアが取り上げる「支持率」という数字は、それぞれの思惑込みの集計なのであまりアテにならないと思っているが、今回の数字は世間がガッカリしたことを表しているのではないだろうか。。若手起用などで人気を得ようとしたのだろうが、この2人の起用が全て帳消しにしてしまっている。
個人的には、特に甘利氏の幹事長起用が一番ダメなところで、これが世間に受け入れられていないのだろうと思われる。以前にも書いたが、疑惑だらけのまま雲隠れし、説明無しにこっそりと政権に戻っているような人間を要職に起用する無神経さが非常に腹立たしい。安倍氏の森友問題や財務省忖度問題をうやむやにしていることも、全く同じ体質なのだと思う。
※過去の記事もご参照ください
岸田氏が掲げる政策として、「Goto2.0」「所得倍増計画」があるが、どちらも大衆迎合のバラマキ政策に過ぎず、国家の将来を見据えた将来性のある経済対策にはならないだろう。問題も本質が解消されない政策に、いくら税金をつぎ込んでも全く効果が無くムダ遣いでしかないのだが、自民党(と立憲民主党)はまだ理解していないようだ。真剣に将来のことなどは考えておらず、今さえ国会議員で居続ければそれで良いと思っているのだろうな。。これだけ、経済的に疲弊していると訴えながら、国会議員の誰一人「議員給与返上」「政党助成金休止」を言い出さないことからよく分かる。まさに他人ごとなのだろう。
菅氏よりはマシだろうと、解散総選挙を断行したのだが、これが自民党を追い詰めて頭を冷やすことになれば良いのだが、みんな投票にも行かないんだろうなぁ・・・。
↓ よろしければ、ポチっとして貰えると嬉しいです!