・2020年8月17日:「クラスター」による感染が減らないのは何故か?
(新型コロナウイルス、クラスター発生原因、感染予防、マスク着用)
●新型コロナウイルスの感染拡大を予防するためには
昨日の記事に引き続き、新型コロナウイルスの関することを書きます。
第1波に引き続き、各国で第2波と呼ばれる感染拡大が始まっていますが、日本では各地で「クラスター」による感染者の増大が深刻になっていると感じます。
何故、このような「クラスター」が発生するのでしょうか?表面的な原因は、上の図で表されるように”症状なしor軽症者”が、発生源となってしまっているようです。このことが、前回記事の公共交通機関等では「マスク着用義務化」が必要だと考える根拠となります。
個人的には、「クラスター」を発生させているヒトには、何らかの特徴や共通点が無いのか?と気になっているのですが、データもなく医療機関や政府機関などでも調べていないようですので、たんなる推測の域を出ません。恐らく、「唾液」にウイルスが多数混ざるタイプのヒトがいるのではないか?と思っていますが…。
●「新型コロナウイルス」に対して正しく認識する
一般的に”ウイルスによる病気”は、インフルエンザウイルスやノロウイルスなど、感染後の発症は1週間程度ですし、症状が重いので感染者の活動範囲が制限されることになります。
当然、感染者の周囲の人達も、感染者との接触やウイルスが付着している恐れのあるモノに対しても十分に注意すると思います。(マスク着用や消毒など)
一方、新型コロナウイルスの場合は、感染後に発症するまで2週間程度かかる上に、症状が軽いor全くない感染者は、平常通りの活動を行うことになります。そうなると、周囲の人達はあまり感染予防に注意することなく、マスクを外して会話したり消毒などもほとんどしないようになりますので、感染するリスクが高まってしまうことになります。
夏になって、気温が高くなると「マスク着用」が非常に困難になってきていますので、余計に「クラスター」の発生リスクが高くなっているのでしょう。
つまり、「クラスター」を発生させないためには、今までのウイルス感染への対策を見直して、元気に見える人でも”感染者”の可能性があるという認識をもって、他者と接することに心掛ける必要があると思います。
あと、一番気をつけないといけないのは、「密な状況」ではなく「唾液の飛散」です。
↓ よろしければ、ポチっとして貰えると嬉しいです!