G-SELFが日頃のグチをつぶやく

アラフィフのおじさんが、日頃のニュースなどについてつぶやきます。

「マスク着用拒否」で責められるべきなのは誰でしょうか?


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・2020年9月12日:「マスク着用拒否」で責められるべきなのは?

(マスク着用拒否、ピーチ、新型コロナウイルス、感染予防、コロナ特措法、被害者)

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※ニュースサイトです 

www.j-cast.com

 

●「マスク着用拒否」した人だけが悪いのか?

 上の記事にある通り、新型コロナウイルスの感染予防として「マスク着用」”お願い”している航空会社が、着用を拒否した客を下すという事件がありました。この事件で、一番の被害者は、同じ飛行機に乗り合わせてしまった乗客たちで、ピーチ航空は彼らに謝罪すべきでしょう。慰謝料を払っても良いかも知れません。

 謝罪すべきなのは、着用拒否した男だろう?と思うかも知れませんが、私はそうではないと思います。少なくとも、今の法律では彼ではありません。

 

 一方で、以前の記事に書いた通り、「マスク着用」は感染予防に有効です。特に、ウイルス保有者がどこに潜んでいるか分からない状況では、ウイルスを拡散しないためにマスクは有効です。”感染している可能性がある人”が着用すべきで、特に公共交通機関や店舗内などの狭い屋内と、高齢者と接触する可能性がある人は必要です。 

 そういう意味で、彼は”モラル”には欠けるけれども、罰せられる根拠はありません。

●前回、マスクについて書いた記事です 

g-self.hateblo.jp

 

  何故なら、ピーチ航空は、あくまでも協力をお願いしている、という立場だとするならば、彼を飛行機から下す根拠が弱いでしょう。

 こういう処置を取るのであれば、予め飛行機チケットを購入する際に「マスク着用の同意」や「着用拒否時の対応」を提示しておけば良いのではないでしょうか。そういう通知をすると利用者が減ることを懸念していたのであれば、明らかに航空会社に否があると思います。

 

 周囲の乗客とも揉めたようですが、それならば通勤電車などでもマスク着用していない人を見かけたら、その人は当然注意するのでしょうね?電車で着用していない人は、今では増えてきていると思いますが、このような事件はほとんど聞かない。飛行機だからといって、感染リスクは同じでしょう。要は、その人がウイルスを保有しているかどうか、が問題なのですから。

 

●コロナ特措法の改正を早く進めるべきだ

 では、ピーチ航空はどうすれば良かったかというと、政府・国会議員に対して”コロナ特措法の改正”を急ぐように要請すれば良いのです。乗客・乗員の安全のために感染拡大を抑えるためには、公共交通機関での「マスク着用」を法律で義務化する、という改正を至急進めるように働きかけるのが、会社としての正しい対応でしょう。

 病気を理由に逃げ出した総理の代理を決めるのに、何をダラダラやってんねん!

 こっちは、売り上げが減って存続するのに苦労してるのに、国内の状況をちゃんと理解してるのか!

 ということを、半沢直樹ばりにぶちかましてやるのが、「顧客第一」を掲げる企業のやり方だと思います。

 

 マスコミにしても、こういう事件をただ取り上げるだけで本質的な問題点を指摘しないのはレベルが低すぎる。報道機関としての責務は、ただ民心を不安に陥れて「コロナ警察」「マスク警察」を生み出すような、ワイドショー的な煽りニュースを垂れ流すことではないはず。それこそ、戦時中に大本営発表を垂れ流していたことの反省を思い返す必要があるのではないだろうか。

 

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