・2020年8月19日:マスメディアは何を伝えようとしているのか?
(新型コロナウイルス、感染者数、感染終息、ワクチンと治療薬、データ)
●新型コロナウイルスの感染者数を伝えるニュースの意味
またまた昨日の記事に引き続き、新型コロナウイルスの関することを書きます。
昨日書いた内容の補足ですが、「検査数を増やす」という目的は「重症者・死者」を減らすために行うべきなので、あくまでも高齢者等に接触する人に限って重点的に検査をすべきだという主旨です。どこかのTV番組で喚いているような「国民全部を検査すること」には意味がありません。今回は、そのことを書きたいと思ったので、念のため。。
多くのTVニュースや新聞が連日報じているのが、「新型コロナウイルスの感染者数」ですが、この数字にはどのような意味があるのでしょうか?
必要な情報は何もありません!
既に判明した「感染者」の濃厚接触者を”あえて”検査してみたら、他にも数人感染(ウイルスを保有している)しているのが分かった、ということです。しかしながら、感染している人全てに症状が出る訳ではなく、また感染を拡大させている訳ではありません。可能性はありますが。
重要なのは、その人がどれだけのウイルスを撒き散らしており、感染拡大させているのか、ということなので、報じてられている”感染者数”だけでは危険性は不明なままです。新型コロナウイルスは、ヒトの喉や鼻の粘膜から感染して感染細胞を増加させていくので、唾液に一番多くのウイルスが含まれていることになります。そのウイルス量が多い場合(ヒト)には、「クラスター」のような感染拡大が発生しているものと推測されます。
一方で、ウイルスに感染しても十分な免疫が働いている人の場合には、体内のウイルス量は少ないのですが、PCR検査ではウイルス有無を検査するので「陽性者=感染者」と判定され、ニュースで報じられるとともに隔離施設や自宅療養を余儀なくされることになります。
下のニュースリンクで報じている通り、「新型コロナウイルス」を指定感染症から除外し、無駄な感染者数をカウントして一喜一憂することを止めない限り、本当に必要な医療行為が行われず命が失われることと、経済的な損失が拡大して困窮者増加と財政悪化が加速していくことになります。私の勤める会社でも、次々と派遣社員が辞めており、「派遣切り」が加速しているのがとても心配です。。
●ワクチンや治療薬で改善されるのか?
では、TVニュースや新聞などで報じている「ワクチン」や「治療薬」で、この「感染者の増大」が対策出来るのでしょうか?
感染者数の増加にはほとんど影響しないでしょう。
重症者や死者は減らすことが出来るでしょう。
そもそも、「ワクチン」や「治療薬」は”感染した人が重症化しないため”に開発されています。「ワクチン」は弱毒化したウイルスによって、予め”抗体”を作っておくためのものであり、”抗体”が出るということは既に体内の細胞にウイルスが感染していることになります。「治療薬」にしても、色々なタイプがありますが、基本的には”感染した細胞からウイルスが放出されない”ように働きかけるものです。当然、ウイルスに感染してしまっています。
つまり、マスメディアが「新型コロナウイルス拡大に対抗する救世主」と期待を込めて報じている「ワクチン」や「治療薬」では、”感染者”は減らないのです。感染が拡大していっても”重症者や死者”が増えない、という効果しかありません。現状のインフルエンザに対する「ワクチン」や「治療薬」の効果を知っていれば分かることなのですが。。
そんな「感染者数」を毎日報じても意味がないということに、いい加減に気づいて欲しいと思います。
↓ よろしければ、ポチっとして貰えると嬉しいです!